「腸活の効果が知りたい!」

この記事はそんなあなたのための記事です。最近あらゆるメディアで毎日のように特集が組まれ、注目を浴びている「腸活」。腸活ブームに乗って、雑誌やテレビで紹介された食材を買って食べてみたことがある方もいらっしゃるかと思います。でもなかなかダイエット効果が実感できず、長続きしないでやめてしまった、なんてケースもよくあるようです。

私は看護師として腸の医学的な作りや働きを学んできました・しかし、ダイエットにおける腸活というと話は別でした。テレビや雑誌で腸によい食材の情報収集をして、食材を試してみましたが、効果があるのか実感できなかったこともありました。

しかし、食事を整えてダイエットに成功した今、腸活のダイエット効果を身にしみて実感しています。この記事はそんな私が書きました。看護師であり、「食べて痩せるダイエット」サポート実績のある私が、あなたが今後ダイエット効果のある腸活ライフを送れるように徹底解説します。

この記事を読むことであなたは

  • 腸を整えるとダイエットできる理由がわかります
  • 腸活のさまざまな効果がわかります
  • 腸活の実践方法やコツがわかります

それでは、ダイエットを成功させるために、一緒に腸活について見ていきましょう!

Contents

腸を整えるとダイエットできる理由

ではまず、なぜ腸を整えるとダイエットできるのかをお伝えしていきますね。腸を整えるとダイエットできる理由、それは腸内環境が改善すると、腸の粘膜が丈夫になり、腸全体の動きもよくなるからです。これにより栄養の消化吸収力や便などの老廃物の排泄力がアップします。

また、一つひとつの細胞が栄養で満たされるので、代謝や免疫力がアップします。さらにダイエットホルモンがしっかり分泌されて、ダイエットを効果的に行うことができるようになります。

腸を整えるとこんな効果が! 腸活10の効果

では、腸活の効果とその理由について詳しく見ていきましょう。

痩せ体質になる

腸活の効果の1つ目は「痩せ体質になる」です。まず、栄養の消化吸収機能が高まることでエネルギー消費が効率よく行われるようになります。また、腸内でつくられるビタミン(ビタミンB2, ビタミンB6)がしっかり生成されるようになり、たんぱく質や脂質のエネルギー代謝がスムーズになります。すると、筋肉や内臓、血液、神経、細胞膜などがしっかりつくられるようになるため、健康的なダイエットができるようになります。

また、腸活によって腸内環境が改善すると、ビタミンB12や葉酸(ビタミンB9)といった赤血球の生成に関わるビタミンも生成されやすくなるので、貧血予防につながり、痩せやすい体になります。

さらに、腸内でつくられるセロトニンには、食欲抑制効果や脂肪燃焼作用があります。きれいな腸でセロトニン分泌を促し、効率よく脂肪燃焼することができます。

美肌・美髪になる

腸活の効果の2つ目は「美肌・美髪になる」です。腸内環境がよくなると、美肌や美髪に必要不可欠な、たんぱく質や脂質、ビタミンやミネラルが腸から吸収されやすくなり、健康的な皮膚や髪を生み出します

また、腸内で産生されるビオチン(ビタミンH)には、炎症を抑えるはたらきがあります。

くびれ美人になる

腸活の効果の3つ目は「くびれ美人になる」です。就寝前2~3時間前までに夕食を済ませると、睡眠中に十二指腸から「モチリン」という消化管ホルモンが分泌されます。胃腸の内側に付着した食べカスを排泄させるように胃腸を収縮運動させてくれます。これにより消化管をきれいにしてくれるので、腸内環境が改善されます。

さらに、腸内フローラの構成が変わり、善玉菌が優位になると腸の動きがよくなります。これによって、停滞していたガスや便も排泄されるので便秘が解消され、ぽっこりおなかから、くびれ美人になります。腸の動きがよくなると内臓に脂肪もつきにくくなるのでダイエット効果が期待できます。

【参考】便秘の原因とは?

【参考】理想のお通じとは?

アンチエイジング効果がある

腸活の効果の4つ目は「アンチエイジング効果がある」です。老化は、細胞の炎症や酸化によって促進されます。これらは、血液中の老廃物や過剰な糖質、AGEという老化促進物質や活性酸素などによって引き起こされます。

腸内環境がよくなることで血液中の老廃物が減り、悪玉菌のエサである糖質を過剰に必要としない味覚になり、免疫力が高まるので、老化の原因を減らし、アンチエイジングにつながります。

免疫力がアップする

腸活の効果の5つ目は「免疫力がアップする」です。小腸のはたらきは食べ物の消化・吸収と免疫です。健康な小腸からは栄養がしっかり吸収されますし、内腔にあるリンパ組織が正常に機能して免疫力がアップします。

小腸の内腔には、リンパ球の60%が存在していて、腸管リンパ組織(GALT)を形成しています。小腸が健やかに保たれることは、感染症や発がんの予防やアレルギーの予防にも関わります。大腸の一部も免疫に関わっています。

プチ不調が改善する

腸活の効果の6つ目は「プチ不調が改善する」です。肩こりや、腰痛、頭痛、PMSなどのプチ不調は、腸内の老廃物が腸内環境の悪化により薄くなった腸壁から吸収されることで引き起こされる可能性があるともいわれています。

腸活によって腸壁が健康な状態になり、老廃物そのものも減ることで、プチ不調の改善が期待できます。

甘い物への強い欲求が緩和される

腸活の効果の7つ目は「甘い物への欲求が緩和される」です。腸内細菌のうち、悪玉菌と呼ばれる菌は腸を停滞させて便秘になりやすくし、腸の粘膜を刺激するなどしてあまりよくない働きをします。

この悪玉菌のエサは、砂糖や悪い油なので、悪玉菌が腸の中にたくさん生息している場合、悪玉菌が人間の食欲に影響して甘い物を食べさせようとします。悪玉菌が少なくなると、甘い物が必要ではなくなるため、甘い物への欲求は少なくなることが期待できます。

よく眠れるようになる

腸活の効果の8つ目は「よく眠れるようになる」です。腸の中でさまざまな脳内ホルモンがつくられますが、その中の一つにセロトニンがあります。

セロトニンから、質のよい睡眠に関わるというメラトニンがつくられるため、良質な睡眠につながります。腸内環境がよくなると、これらのホルモンがスムーズにつくられます。

幸せな気持ちになる

腸活の効果の9つ目は「幸せな気持ちになる」です。腸の中でつくられる脳内ホルモンのセロトニンはハッピーホルモンとも呼ばれ、心の安定や幸せを感じることのできるホルモンです。さらに食欲抑制効果もあり、過食を防ぎます。また、GABAにはリラックス効果があります。

集中力やパフォーマンスがアップする

腸活の効果の10個目は「集中力やパフォーマンスがアップする」です。腸の中でつくられるドーパミンやノルアドレナリンは、やる気や集中力につながる脳内ホルモンなので、腸内環境がよくなることでこれらの分泌が増し、集中力やパフォーマンスアップにつながります。

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腸活の方法

ここまで読んで下さったあなたは「そんなに嬉しい効果がたくさんあるのなら、さっそく腸活を始めてみたい!」なんて楽しみに思ってくれているかもしれませんね。

では、具体的な腸活の方法について一緒に見ていきましょう。と、その前に、腸の作りと働きについて触れておくと、腸活がグンと楽しくなります。それでは順番にご紹介しますね。

小腸と大腸のつくりとはたらきを知る

まず、腸の作りと働きを簡単に知っておきましょう。小腸は胃で胃液や胃酸とともにドロドロに消化された食べ物が流れ込んでくる器官です。長さはなんと6~8メートル。小腸の中には絨毛(じゅうもう)と呼ばれるベルベットの絨毯のような突起が無数に存在しており、ヒダも存在します。

また、小腸で搾り取られた食べ物の残りかす(食物残渣)が送られてくるのが大腸です。長さは1.5~2メートルで、だいたい人の身長くらいです。モコモコとしたくびれのある形状をしています。水分の一部を吸収し、食べ物の残りかすや腸内細菌、老廃物を便として排泄するのが主な働きですが、免疫の一部も担っています。

腸の動きは小さく分節して動いたりダイナミックに大きく動いたりします。胃・結腸反射により大ぜんどう運動が起こって便意が生じます。また、腸管でさまざまなホルモンがつくられています。

食物繊維で腸活

食物繊維ってなんとなく腸活によさそうだと思っていても、漠然としていることも多いですよね。具体的にどのような働きがあって、どんな種類があるのかどうか見ていきましょう。

1. 食物繊維の4つの働き

保水性

便に水を含ませてカサを増してやわらかくします。

粘性

ペクチンやグルコマンナンのはたらきにより、コレステロールの吸収を抑えたり、血糖値の上昇をおさえたりします。

吸着性

有害物質や老廃物をからめとって吸着させます。

発酵性

おもに水溶性食物繊維から酪酸を生じ、腸内を弱酸性に保ちます。このときガスを発生させます。

2. 食物繊維の分類

食物繊維の分類について、ここで一度整理してみましょう。食物繊維とは、野菜や穀物に多く含まれる、消化酵素では消化されない炭水化物のことです。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類に分けられます。

水溶性食物繊維

水に溶けてゲル状になり、腸壁を刺激して腸の運動を促進します。同時に便をやわらかくして、カサをまします。コレステロールや血糖値の上昇をおさえる働きをします。腸内で発酵して短鎖脂肪酸がつくられ、腸内が弱酸性になることで悪玉菌の繁殖を抑えます。

昆布、わかめ、オクラ、りんご、バナナなどに含まれます。ネバネバしている物に多く含まれます。

不溶性食物繊維

水煮溶けにくく、便のカサを増し、有害物質を吸着するはたらきがあります。おからなどに代表されます。割合が多いとおなかが張り、返って便秘になりやすいので摂り過ぎに注意です。

3. 食物繊維の比率

ここで、食品に含まれている食物繊維を見るのに役立つ指標をご紹介します。食物繊維と、ひとくくりで食材を選ぶよりも、F・I値やS・F値を参考にすることで自分が必要とする食物繊維を選んで摂取することができます。

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の摂取割合

2:1が理想とされています。

F・I値(ファイバー・インデックス値)

食材100g中に含まれるエネルギー量(kcal)を100g中の食物繊維で割ったものです。この値が低いほど、エネルギー量が低く食物繊維が多いとされています。

F・I値が低い食材に、えのきだけ、マッシュルーム、オクラ、ゴーヤ、モロヘイヤ、大根、レタス、キュウリ、キャベツ、にんじん、かぼちゃ、サヤエンドウ、トマト、グリーンピース、白菜、寒天、海藻類、ところてん、ブルーベリー、レモンなどがあります。

S・F値(サムバブル・ファイバー値)

総食物繊維量に占める水溶性食物繊維の割合を表します。

S・F値が高い食材に、ライ麦パン、オクラ、大根、にんじん、タマネギ、トマト、じゃがいも、メロン、桃、レモンなどがあります。(海藻類はほとんどが水溶性食物繊維と考えられるので、比率の分析不可能とされています)

【参考】2種類の食物繊維と、そのはたらきを知ろう

【参考】便秘解消に役立つ食物繊維の豊富な果物5選

腸のお掃除屋「モチリン」を分泌させる生活で腸活

モチリンは、空腹時に分泌されるホルモン。十二指腸から分泌されて胃を収縮させて消化管内の食べカスを排泄に向かって送り出すはたらきをしています。一日に1回、最適なのは夕食を就寝前2~3時間前に済ませると睡眠中にモチリンが分泌されてお掃除をしてくれます。

腸内フローラ(腸内細菌叢または腸内常在細菌叢)で腸活

腸内フローラのフローラは「お花畑」という意味です。私たちの腸内では善玉菌と悪玉菌が24時間365日勢力争いをしていて、その分布のようすがお花畑のように見えるということから、腸内フローラと呼ばれるようになりました。勢力が強い方に日和見菌が味方をします。まるで学校のクラスみたいですよね。

腸の粘膜は数日ではがれ落ち、新しい細胞にリニューアルするので、食べ物を改善した日から腸内フローラの形成が変わってくると考えられます。

1. 善玉菌

善玉菌が20%以上に増えると善玉菌が優勢になります。善玉菌が優勢になると腸管機能が活発になり、消化吸収がしっかり行われて栄養が吸収されることで代謝がアップすることが期待できます。さらにビタミンの合成もスムーズに行われるようになります。小腸にはたくさんリンパ節が存在しているので、感染症にかかりにくくなります。

2. プロバイオティクス

腸内フローラのバランスを改善する生きた微生物のことで、善玉菌に入ります。十分摂取すると下痢や便秘を改善し、腸内環境を整えて免疫力も高めるとされています。ビフィズス菌や乳酸菌そのものを指したり、またその食品を指したりこともあります。

3. 悪玉菌

悪玉菌が20%以上に増えると悪玉菌が優勢になります。悪玉菌が優勢になると腸の運動を停滞させて腸管機能を衰えさせてしまいます。腸の動きが停滞すると、便が送られなくなり毒素や発がん物質が腸管内にたまりやすくなり、腸内環境が悪くなります。

肉や脂肪の多い食事、ストレス、風邪などの感染症により、悪玉菌は増えやすいと言われています。しかし、外部から強力な感染症のもとが侵入してきた場合、戦ってくれるため、ときには必要な菌です。

4. 日和見菌

腸内フローラのうち、常に70%ほどを占めています。善玉菌と悪玉菌の、勢力が強い方の味方につきその菌を応援します。

乳酸菌で腸活

1. 動物性乳酸菌

ヨーグルトやチーズに含まれます。胃酸で死滅しやすいですが、生きて腸に届いた場合に、菌の一部が乳酸を生産することで、腸内を弱酸性に保ち、善玉菌が生きやすく悪玉菌が生きにくい環境をつくります。胃酸で死んでしまっても善玉菌のえさになるといわれています。

高カロリーで動物性脂肪も多く含むため取り過ぎに注意する必要があります。

2. 植物性乳酸菌

みそ、しょうゆ、漬けもの、酒などに含まれます。これらは塩辛い過酷な環境で生き延びている菌が多いため、酸やアルカリに強いという特徴があります。これにより、胃酸や消化酵素の影響を受けにくく、生きたまま腸に運ばれるため腸内環境の改善に役立ちます。

60度以上で死滅してしまうことと、塩分が多く含まれるので、塩分の摂取過剰に注意が必要です。

超簡単・腸活体操とセルフマッサージで腸活

歩くだけで大腸が動くことが確認されています。椅子にすわって、足をばたばたさせたり、腰をひねったりするだけでも十分に腸活体操になります。定番のおなかの「の」の字マッサージもよいですが、痛みがある場合や妊娠している方は避けましょう。

アロマセラピーとして、大さじ1杯程度のホホバオイルなどにオレンジ・スイート、レモン、グレープフルーツ、ペパーミント、レモングラスなどの精油を1~2滴混ぜて腹部をやさしくなでてあげるのもよいですね。

【参考】自宅で簡単!すぐできる「便秘解消!足裏ツボマッサージ」

腸活によい食事

食事は、私たちの栄養にもなりますが、腸内細菌との関係も非常に大きいです。食べた物は腸内フローラの形成にも大きく影響しますし、腸内環境の改善に密接につながります。これからご紹介する食材を、ぜひ腸活として取り入れてみてくださいね。

発酵食品(善玉菌)

ヨーグルト、キムチ、納豆、味噌。ぬか漬けなど
があります。

【参考】発酵食品(便秘を解消する食べ物は?おすすめ下腹ぺたんこレシピ♪)

水溶性食物繊維(善玉菌のエサ)

キノコ類、ゴボウ、カボチャ、リンゴ、キウイ、オクラ、豆類、海藻類、アボカド、麦(白米1~3割)の麦ご飯など。ねばねば、ぬるぬるするものが多いです。

【参考】続ける!使い切る!野菜の摂り方の5つのコツ

オリゴ糖(善玉菌を腸に定着させる)

にんにく、ごぼう、アスパラ、タマネギ、バナナ、大豆類(きな粉、納豆、豆腐、味噌、醤油)さつまいも、キャベツ、牛乳

オリーブオイル

大腸を刺激し、排便を促します。

ファイトケミカル

植物がつくる化学物質という意味です。抗酸化作用、免疫を強める作用、がんを抑える作用があり、色の濃い野菜に含まれています。カロチノイド、ポリフェノール、フラボノイドがあります。

キャベツ、にんにく、タマネギ、トマト、すいか、柿、パプリカ、ぶどう、リンゴ、なす、大豆、緑茶などに含まれています。

マグネシウムを含む食材

便に水分を含ませ柔らかくします。

ごま、わかめ、青のり、刻み昆布、ひじき、ナッツ、ココアなどがあります。

【参考】ナッツ類(便秘を解消する食べ物は?おすすめ下腹ぺたんこレシピ♪)

水・白湯

朝起きたらコップ1杯の冷水を飲むと、胃・結腸反射が起きて便意が生じやすくなります。冷えると感じる場合は常温の水でもよいです。また、白湯は温かい物が好きな善玉菌が喜ぶ飲み物といわれています。

【参考】つらい便秘を解消する飲み物一挙公開!徹底解説

【参考】便秘を解消する食べ物(これを飲めば便秘解消!? 便秘を解消する飲み物について徹底解説!)

腸活で控えるべき食べ物

ジャンクフードやスナック菓子、甘いお菓子に含まれている悪い油、古い揚げ物、何回も温め直した魚や肉には、酸化した油、トランス脂肪酸が含まれ、腸に炎症を引き起こす可能性があるので避けましょう。オメガ6系のオイルも日本人は摂取過剰であるため注意が必要です。

人工甘味料、添加物、砂糖は腸内のカビを増やすの、できるだけ避けるのがオススメです。目に見えて脂っこくなくても多くの食品に含まれやすいので注意しましょう。

【参考】便秘解消に役立つお食事の7つのコツ

腸活の豆知識

実は、腸は近年より、全身の健康に非常に重要であるとわかってきた大注目の臓器。まだまだ研究途上のことがたくさんあるんです。その中でもとくに、ダイエットと健康に大きく関わる興味深いお話をご紹介していきますね。

セカンド・ブレイン(第二の脳)としての腸

腸が第二の脳といわれる理由は、コロンビア大学の教授マイケル・D・ガーション教授によって命名されました。腸は脳(神経細胞数150億個)に次いで2番目に神経細胞が多いためにこの呼び名がつけられたそうです。腸の神経細胞は1億個といわれています。

腸と神経細胞

腸にある1億個の神経細胞は、脳や脊髄に命令されなくても大腸や小腸をダイナミックに、ときにリズミカルくびれさせて動かし、消化吸収や酵素やホルモンの分泌に関わって自律したはたらきをしています。

脳と腸の相関

腸内環境と脳には繋がりがあると考えられています。うつ病の患者さんには便秘の方が多く見られていて、腸内環境と精神疾患の関連性も指摘されています。

昔、胃潰瘍の治療で、胃酸の分泌を抑える薬がうまく働かなかったときに脳と胃の神経を断裂する手術をして治療していたこともあるそうです。脳からの胃酸分泌の指令やストレスを遮断して胃酸の分泌を抑える治療って、大がかりな気もしますが、脳と消化管の関係性をあらわした事例ですね。

現代人の腸に生じるさまざまな問題

腸はダイエット効果だけでなく、健康にも大きく影響なのはご存知かと思います。では、どんな不調があるのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

リーキーガット症候群(漏れる腸)

腸によくない食べ物や飲酒、SIBOによって炎症を起こした小腸の粘膜が薄くなり、未消化の栄養素や有害物質が腸壁から吸収されてしまうことで、アトピー性皮膚炎、花粉症、喘息などさまざまなアレルギーを引き起こすといわれています。

小腸の不調によるさまざまな体の不調

腹痛、おなかの張り、下痢、便秘、肥満、メタボリック症候群、ガス、おなかがゴロゴロする、うつ病、にきび、肌荒れ、むずむず足症候群、やせ、不眠、貧血など。

小腸の不調になりやすい、または関連性がある疾患には、糖尿病、慢性腎臓病、膵臓、自己免疫疾患、花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎などがあります。

大腸の動きが停滞することによる体の不調

過敏性腸症候群、大腸憩室症、肌荒れ、体臭、肥満、冷え、頭痛、肩こり、疲れやすさ、だるさ、胃炎、逆流性食道炎、アレルギー、糖尿病、動脈硬化、大腸がん、うつ病などがあります。

下剤について

下剤を使用する場合がありますが、便と一緒に善玉菌も流してしまうため、便秘を繰り返す原因になりやすく、腸内環境を悪化させやすいです。下剤依存になると食事による改善は難しいので、医療機関での治療が必要になります。

【参考】下剤に頼らず、便秘を解消するお茶

腸活でダイエット!成功事例

腸活を生活に取り入れると、ダイエットの成功だけでなく、さまざまな健康効果が得られることがおわかりいただけたかと思います。

さて、増え続ける体重に悩んでいたけれど、ベルラスダイエットにチャレンジして、お食事を整えるという腸活に成功したメンバーたちの声をご紹介したいと思います。お食事は腸内環境の大切な構成要素なので、ベルラスダイエットの実践そのものが、実は腸活なんですね。

【3か月で-10kg、体脂肪率-6.6%!お通じがよくなり心もハッピーに!】

杏英香さん ベルラスダイエット認定サポーター 30代

心も身体も重くなっていました。3度目の出産を終え、妊娠前より+16kg。冷え性・貧血で代謝が悪く、運動やお出かけがしたくても心の余裕がなく断念し続けました。授乳の為ホルモンバランスがなかなか安定せず、イライラ・抜け毛・不安に襲われ、食欲コントロールできず、身近な家族に理想を求め涙し、八方ふさがりでした。

ベルラスを終えて)心が軽くなり解放感と達成感を感じました。また、未来にワクワクするようになりました。体重:3カ月で-10kg。体脂肪:体脂肪-6.6%。体調:快便・代謝UP。生活面:寝つき・目覚めが良く、食材そのものの味がわかり、食事の考え方や想いが徐々に変わりました。精神面:前向きになっていきました。不安に思っていたことは実際起こらず安心し、少しずつ自分に自信がつきました。

【3ヶ月で-5.5kg、体脂肪率-5%!風邪を引かなくなり、ウエストも-10cm!】

山下恵子さん ベルラスダイエット認定サポーター 40代

結婚後10年間で10kgも太ってしまい、独身の頃の服は一部を除いてすべて処分しました。もともとおしゃれすることが大好きなのに、太ってしまったせいで、着たい服が着られず、体型カバー重視の服ばかり選んでいました。食べることやお酒も大好きで、最盛期の夏はビール500ml缶を毎晩、冬は週末にワインを1本空けるという生活でした。

2018年のお正月明けに、過去最高体重となり「このままではヤバい」と危機感を感じ、真剣にダイエットする決意をしました。

食事の選び方や摂り方を改善しただけで、こんなにスルリと簡単に体重が落ちたのには驚きました。当初は3ヶ月でマイナス3kgを目標にしましたが、1ヶ月でそれをクリアしてしまったので、さらにマイナス2kgを目指し、3ヵ月でマイナス5.5kg、体脂肪5%減りました。

栄養で体を満たす食事になったお陰で、痩せただけでなく体調も良くなりました。体が軽く疲れにくくなり、風邪もひかなくなりました。また、生理前のイライラも減り精神的に安定し、よりポジティブになりました。

頭皮の脂臭も気になり、年齢のせいかと思っていましたが、食事改善でそれも解消されました。下半身をカバーする着こなしが多かったが、トップスの裾をインする着こなしもできるようになり、サイズもLサイズからMサイズになりました。ウエストは最盛期から、マイナス10cm以上細くなり、いいことづくめです。

【1ヶ月で-3kg!動けないほど食べ過ぎてしまう生活から抜け出し、やりたいことにチャレンジできる自分に!】

小石絵里子さん ベルラスダイエット認定サポーター 30代

食べることが大好きで、動けなくなるくらい詰め込んでしまうこともよくありました。1食でごはんを3合食べたり、ケーキをホール食いしたりしていましたし、毎食後のスイーツを日課としていました。そのような生活を続けていると、当たり前のように体型は崩れていき、人前に出ることがどんどん怖くなっていきました。気持ちが引きこもっていったんです。

あまり食べないほうがわかってはいても、それでも食べることはやめられない。そんな自分がどんどん嫌いになっていきました。

思い切って挑戦してみてよかったと思っています。10年以上変わらなかった体重が、1ヶ月でするっと3kg落ちました。食べていたのにとても不思議でした。

でも私の中での大きい変化は精神面でして、難しいと思っていたことを実践できた自分に自信が持てましたし、食事を整えることで自然と心が安定していきました。今では毎日穏やかな幸せを感じられたり、やりたいと思ったことにどんどん挑戦できる自分になっています。

まとめ

今日から腸活で食事改善に取り組めば、その日からからだは変わっていきます。腸の粘膜上皮細胞は4~5日で生まれ変わりますし、今日私たちが食べたもので腸内フローラの細菌の種類が変わっていきます。それによって、腸の機能も改善され、さまざまな健康効果が生まれてきます。

これまでの何年、何十年の食生活の積み重ねが今の私たちの腸内環境です。腸の内側で起こっている大きな変化を意識して、楽しくおいしく腸活をしていきましょう。

最後に、もし今のあなたのおなかの状態が、便秘や下痢を頻回に繰り返していたり、おなかの張りが強かったり、胸焼けや胃もたれもよく生じたりしている場合は注意が必要です。すでに重い消化器症状を抱えている場合は、腸活によいと推奨されている腸活を実践しても、症状が悪化してしまう場合があります。そのような場合は医療機関への受診をおすすめします。

あなたのダイエットが、おいしくハッピーな腸活で素敵に成功しますように。

<参考文献>

  • 小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」(小腸内細菌増殖症)から身を守れ!(江田証著 インプレス)
  • 寿命の9割は腸で決まる(松生恒夫著 幻冬舎新書)
  • ベルラスダイエットテキスト(一般社団法人Belle Life Style協会)
  • ヤクルト中央研究所

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